■ 家族構成
息子さん:倉敷市在住
奥様・小学生のお子さんとの3人家族
戸建て住宅(2階建て)
父親:岡山市中区在住
戸建て住宅・会員様
父は何度も言っていました。
「何かあったらまず相談しろ。」
「一人で決めるな。」
息子さんは笑っていました。
「大丈夫だって。怪しいのは嫌なんよ。」
■ 発生
平日13時。
倉敷市の2階建て戸建て。
2階のトイレが流れない。
水位が上がり、ゆっくり引く。
息子さんは嫌な想像をした。
「これ、溢れたら1階の天井にいくよな…」
■ 業者到着
ネット検索
「見積り無料」「最低料金980円」
電話後、約40分で到着。
作業員(30代男性)
トイレ前での会話
作業員
「2階ですか?」
息子
「はい。」
作業員
「2階はちょっと怖いですね。」
息子
「怖いって?」
作業員
「1階に落ちたら大変ですよ。」
便器をのぞき込みながら、
「奥で止まってますね。」
■ 奥様とのやり取り(小声)
奥様
「いくらくらい?」
息子
「まだ分からん。」
奥様
「高かったらやめようよ。」
息子
「でも漏れたらやばい。」
■ 見積り提示
作業員
「高圧洗浄になります。」
息子
「いくらですか?」
作業員
「168,000円です。」
奥様
「え?!」
作業員
「2階なんで。」
「戸建ては配管が長いです。」
「放置すると天井落ちますよ。」
■ 不安を煽る言葉
作業員
「もし1階に漏れたら、
天井剥がして乾燥させて、
クロス張り替えで50万コースですね。」
息子
「そんなに…」
作業員
「今なら高圧洗浄で済みます。」
「今日やらないと悪化しますよ。」
■ 夫婦の小声
奥様
「高すぎるって。」
息子
「でも2階って言われたら怖いやろ。」
奥様
「お義父さんに電話したら?」
息子
「昼やし、仕事中やろ。」
作業員がこちらを見ている。
沈黙が気まずい。
■ 追い打ち
作業員
「正直、今ここで決めないと
意味ないですよ。」
「他呼んでも同じ金額ですよ。」
「うち、今日来てますよね?」
■ 決断
息子
「…お願いします。」
クレジットカードを差し出す。
奥様は黙っている。
■ 作業後
水は流れるようになった。
作業員
「ほら、ちゃんと流れました。」
「やって正解でしたね。」
帰宅。
■ 夜のリビング
子どもが宿題をしている。
奥様
「やっぱ高いと思う。」
息子
「でも2階やし。」
奥様
「調べてみる?」
検索。
相場:3〜5万円。
空気が変わる。
■ 父へ電話
息子
「2階トイレ詰まりで16万8千円払って…」
父
「なんで電話せんかった。」
息子
「1階に漏れるって言われて。」
父
「漏れたんか?」
息子
「いや、漏れてはない。」
父
「ほな焦るな。」
■ 本部へ相談
父は会員。
契約書確認。
✔ 自ら依頼
✔ 作業完了
✔ 緊急修理扱い
返金は極めて困難。
交渉も試みたが、
業者
「了承の上です。」
■ 結果
168,000円
回収不可。
守れませんでした。
■ 後日の夫婦の会話
奥様
「私、やめた方がいいって言ったよね。」
息子
「分かってる。」
奥様
「責めてるわけじゃないけど。」
息子
「俺も怖かった。」
奥様
「怖いと判断できなくなるね。」
沈黙。
■ この事例が示すこと
・2階トイレは“1階漏水”で不安を煽られやすい
・家族がいても判断を急ぐ
・昼でも起きる
・若い世代でも起きる
そして
契約後では、できることが限られる。
最後に
これは
誰かを責める話ではありません。
でも、
一人で決める瞬間が一番危険です。
もしあの時、
5分でも電話していれば。
それが、この事例の現実です。